ACTIVITY REPORT活動報告
メディア等掲載情報・受賞報告
2021年度
・日本神経免疫学会研究創世賞 優秀賞 受賞
第33回 日本神経免疫学会学術集会、2021.10.21-22
「中枢神経脱髄におけるオリゴデンドログリア変性によるミクログリア活性化メカニズムの解明」
松下拓也
受賞者の声
この度は日本神経免疫学会 研究創世賞 優秀賞をいただくことになり大変光栄に思います。
教室のオリゴデンドログリア変性についての基礎研究をもとに、多発性硬化症の慢性脱髄機序を解明したく応募いたしました。受賞を励みとして研究を進展させたく思います。今後とも教室の皆様のご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
・ECTRIMS Travel Award
ECTRIMS 2021 The Digital Experience. 37th Congress of the European Committee for Treatment. and Research in Multiple Sclerosis, 2021.10.13-15
「Smoking is a risk factor for relapses in patients with relapsing-remitting multiple sclerosis under fingolimod treatment」
Eizo Tanaka, Mitsuru Watanabe, Katsuhisa Masaki, Takuya Matsushita, Noriko Isobe
受賞者の声
この度はECTRIMSのTravel awardをいただくことになり大変光栄に思います。
フィンゴリモドを内服中の日本人多発性硬化症患者様で喫煙が治療効果を損ねることを報告した研究であり、日本人、ひいてはアジア人の多発性硬化症治療に多少なりとも資することができるものと考えています。
今後もこれを励みとして引き続き研究に努力する所存です。
・2021.9.24 Published in FUKUOKA NOW
On September 24th, 2021, our Kyushu University Hospital Neurology Group’s research was published in FUKUOKA NOW
https://www.fukuoka-now.com/en/news/kyushu-university-associate-professor-makes-als-discovery/
Ryo Yamasaki
Researcher’s voice:
It is commonly thought that amyotrophic lateral sclerosis (ALS) is a disease of the central nervous system (CNS); for the first time, however, we have been able to prove that protection of the peripheral nerves stalls progression of the disease.
With this new research discovery in tow, we will proceed in developing treatment.
・令和3年9月24日 FUKUOKA NOW 掲載
九州大学病院神経内科グループの研究が令和3年9月24日、FUKUOKA NOWに掲載されました。
山﨑 亮
研究者の声
筋萎縮性側索硬化症は中枢神経の病気と考えられがちですが、末梢神経の保護が病気の進行を抑えることをはじめて証明することができました。この研究成果をもとに、治療法の開発を進めます。
・令和3年9月22日 西日本新聞掲載
九州大学病院神経内科グループの研究が令和3年9月22日、西日本新聞の朝刊に掲載されました。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/804260/
・令和3年8月20日 プレスリリース
九州大学病院神経内科グループの研究が令和3年8月20日、プレスリリースされました。
【研究成果】
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/653
2021年8月20日 【プレスリリース(最新)】
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/university/publicity/pressrelease/latest/
・九州大学医学部同窓会国際研究助成 受賞
田中 弘二
受賞者の声
この度、カルガリー大学Department of Clinical Neurosciencesへの留学に際し、九州大学医学部同窓会より研究助成をいただけることになり、大変光栄に存じます。この助成金は、研究に関連する物品購入に使用させていただく予定です。COVID-19の世界的な流行が心配な折ではございますが、本留学での経験が本邦の医学研究の発展に寄与できるよう精いっぱい努力いたします。
・2021年度最優秀論文賞 受賞
2021年度脳血管山峰会研究会
“Reduced Post-ischemic Brain Injury in Transient Receptor Potential Vanilloid 4 Knockout Mice (Front Neurosci 2020; 14: 453.)”
Koji Tanaka (田中 弘二), Shoji Matsumoto, Takeshi Yamada, Ryo Yamasaki, Makoto Suzuki, Mizuho A Kido, Jun-Ichi Kira
受賞者の声
この度、栄誉ある賞をいただくことができ、大変光栄に存じます。急性期脳梗塞の新規治療法開発のため、今後もさらに研究を発展させられるよう努力してまいりたいと思います。本研究にあたりご指導くださった学内外の先生方に感謝申し上げます。
・第333回内科学会九州地方会 学会賞 受賞
第333回内科学会九州地方会、2021.6.5
「歩行障害、下肢感覚障害、膀胱直腸障害を来たしthoracic anterior spinal cord adhesion syndrome(TASCAS)と考えられた1例」
松吉彩乃,山口高弘、藤井敬之、向野隆彦、渡邉充、山﨑亮、磯部紀子
受賞者の声
この度は、内科学会地方会で学会賞をいただきました。
渡邉先生をはじめ、ご指導いただいた先生方に深謝しております。今後とも臨床に真摯に向き合う所存ですので、ご指導よろしくお願いいたします。