九州大学大学院医学研究院神経内科学教室

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2024年度

・2024.04.13 プレスリリース
医学部医学科4年 山﨑友梨乃さん・神経内科学大学院生 吉良雄一先生 第121回日本内科学会講演会「医学生・研修医・専攻医の日本内科学会 ことはじめ2024東京」優秀演題賞・指導教官賞を受賞 NEW

  

発表者 医学科4年 山﨑 友梨乃 さん

指導医 神経内科学分野 吉良 雄一 先生とともに

 2024年4月13日に開催された「医学生・研修医の日本内科学会ことはじめ2024東京」で医学科4年生の山﨑友梨乃さんが優秀演題賞を、指導にあたった神経内科学分野吉良雄一先生が指導教官賞を受賞しました。

「日本内科学会ことはじめ」では毎年、医学生・研修医・専攻医を対象に臨床研究または症例報告を発表する場を設け、指導医の先生方を交えて活発な討論をおこない、座長が審査し優秀演題が選出されます。

左から2番目より:発表者 山﨑友梨乃さん、指導医 吉良雄一先生、神経内科学分野教授 磯部紀子先生

 

 【受賞演題名】

中枢神経自己免疫性疾患におけるステロイド使用と椎体骨折との関連:全脊椎MRIを用いた検討

受賞者の声
発表者 医学科4年 山﨑 友梨乃 さん:
本研究に携わったのは3年次ではありましたが、多くの先生方にご指導・ご支援いただいたおかげで、このたび優秀演題賞をいただくことができました。指導医の吉良先生をはじめ、九大神経内科学教室に所属する先生方には、臨床と研究を両立する意義、あるべき医師像も示していただきました。何ものにも代え難い経験をさせていただいたこと、深く感謝申し上げます。未熟者ではございますが、今後も吉良先生と研究を続けていくことで、臨床と研究を両立し1人でも多くの患者を救う医師を目指して精進してまいります。

受賞者の声
指導医 神経内科学分野 吉良 雄一 先生:
この研究ではステロイドの副作用の一つである椎体骨折に焦点を当て、全脊髄MRIを用いて多発性硬化症や視神経脊髄炎におけるステロイド使用と椎体骨折のリスク分析を行いました。短い研究期間の中で山﨑さんと研究を行い、その成果が評価されたことを喜ばしく思います。これからは指導させていただいた山﨑さんと共に、病む人に学ぶ気持ちを大切にできる医師を目指し、診療と研究を頑張りたいと思います。

 

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