九州大学大学院医学研究院神経内科学教室

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2024年度

令和6年6月25日 プレスリリース

九州大学病院神経内科グループの研究が令和6年6月25日、プレスリリースされました。

山﨑亮
「従来まで治療法のなかった進行型多発性硬化症の原因解明~ギャップ結合阻害による新規治療法開発に期待~」

【研究成果】
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1103
【プレスリリース(最新)】
https://www.kyushu-u.ac.jp/…/publi…/pressrelease/latest/
【論文情報】
掲載誌:Scientific Reports
タイトル:Astroglial connexin 43 is a novel therapeutic target for chronic multiple sclerosis model
著者名:Ezgi Ozdemir Takase, Ryo Yamasaki, Satoshi Nagata, Mitsuru Watanabe, Katsuhisa Masaki, Hiroo Yamaguchi, Jun-ichi Kira, Hideyuki Takeuchi, Noriko Isobe.
DOI:https://doi.org/10.1038/s41598-024-61508-2

・第121回日本内科学会講演会「医学生・研修医・専攻医の日本内科学会 ことはじめ2024東京」優秀演題賞・指導教官賞 受賞

第121回日本内科学会講演会「医学生・研修医・専攻医の日本内科学会 ことはじめ2024東京」、2023.4.13
中枢神経自己免疫性疾患におけるステロイド使用と椎体骨折との関連:全脊椎MRIを用いた検討
医学部医学科4年 山﨑友梨乃さん:優秀演題賞

神経内科学大学院生 吉良雄一先生:指導教官賞

受賞者の声
発表者 医学科4年 山﨑友梨乃さん: 本研究に携わったのは3年次ではありましたが、多くの先生方にご指導・ご支援いただいたおかげで、このたび優秀演題賞をいただくことができました。指導医の吉良先生をはじめ、九大神経内科学教室に所属する先生方には、臨床と研究を両立する意義、あるべき医師像も示していただきました。何ものにも代え難い経験をさせていただいたこと、深く感謝申し上げます。未熟者ではございますが、今後も吉良先生と研究を続けていくことで、臨床と研究を両立し1人でも多くの患者を救う医師を目指して精進してまいります。
指導医 神経内科学分野 吉良雄一先生: この研究ではステロイドの副作用の一つである椎体骨折に焦点を当て、全脊髄MRIを用いて多発性硬化症や視神経脊髄炎におけるステロイド使用と椎体骨折のリスク分析を行いました。短い研究期間の中で山﨑さんと研究を行い、その成果が評価されたことを喜ばしく思います。これからは指導させていただいた山﨑さんと共に、病む人に学ぶ気持ちを大切にできる医師を目指し、診療と研究を頑張りたいと思います。

 


 

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