・日本末梢神経学会賞 内科部門　受賞

第31回日本末梢神経学会, 2020.9.11-12
「抗NF155抗体陽性慢性炎症性脱髄性多発神経炎（CIDP）では視覚誘発電位で高率に視神経脱髄認める」
山﨑 亮

受賞者の声
この度、このような大変名誉ある賞を受賞でき、改めて全国の先生方ならびに当教室メンバーに深く感謝いたします。
CIDPは末梢神経の病気であると思われがちですが、中枢神経に分類される視神経にも高率に機能障害を認めることを見出しました。
CIDPは近年その疾患メカニズムが次々に明らかになり、細分化されつつあります。これにより、臨床症状からの分類ではなく、科学的な疾患メカニズムに基づいた診断分類と治療の最適化が可能になりつつあります。私たちは今後も、患者様から細かく情報収集を行い、それを元に研究成果を挙げることによって、確実に患者様に還元できるよう、努力して参ります。
この度はありがとうございました。

・MSVirtual2020 Educational Grant　受賞

8th Joint ACTRIMS-ECTRIMS Meeting, 2020.9.11-13・26
“Serum glial fibrillary acidic protein, but not S100B or neurofilament light chain predicts future relapses in neuromyelitis optica spectrum disorders”
Mitsuru Watanabe (渡邉 充),Noriko Isobe, Takuya Matsushita, Aleksandra Maceski, Yuri Nakamura, Katsuhisa Masaki, Jun-ichi Kira, David Leppert, Jens Kuhle

・優秀ポスター賞（基礎部門）・AOCN2021トラベルグラント　受賞

第61回日本神経学会学術大会、2020.8.31-9.2
“In vivo conversion from microglia to neurons reinstates neurological function after ischemic injury”
Takashi Irie (入江 剛史), Taito Matsuda, Yoshinori Hayashi, Jun-ichi Kira, Kinichi Nakashima

受賞者の声
本研究は出向先の応用幹細胞医科学部門基盤幹細胞学分野で行っており、この度はトラベルグラント授与いただき大変光栄に思います。誌上発表のため直接発表することができませんでしたが、AOCNで良い報告ができるように精進してまいります。